自分で家を建てたお話 Part12

基礎の
型枠が
完成したので
鉄筋を
組んでいく。
まずは
鉄筋の
加工から。
”鉄筋曲げ器”
を
レンタルし
図面を
見ながら
一本一本
加工する。
手伝ってくれた
末っ子の
夏休みの1週間は
”鉄筋曲げ”
に
費やされた。
宿題が
終わらない
理由を
鉄筋曲げの
せいに
していた。
それから
曲げた
鉄筋を
組んでいく。
底(土)
との間には
スペーサーを
はさみ、
鉄筋と
鉄筋の
間が
できるだけ
均一に
なるように
組んでいく。
鉄筋と
鉄筋を
1本1本
細かい
針金で
結んでいく
暑い夏には
ちょっと
つらい
集中力の
いる
作業。
組みあがった時
設計師さんが
見に来てくれて
親指と
人差し指で
”まる”
を
作って
笑顔を
返して
くれた。
心の中で
大声で叫んだ
”よっしゃー”
これで
セルフビルド
できると
確信できた
瞬間
だった。